ハットスタンドが凶器?
パリの蚤の市で見つけたとても大きくて上等のハットスタンド。
おそらくSTOCKMANだろうな・・・と思い、売っていた人に尋ねたところ、
軽く”知らない。。。”と言われてしまったけれど。
この黒塗り、このディテール。これはSTOCKMANに間違い無いだろうな。。。と、迷わず買うことに。
高価なものでも、なんでもかんでも古新聞にクルクルっと包み、
しわくちゃなビニール袋にいれられてしまうアンティーク達。
この上等のハットスタンドも同様にゴミのように古新聞に包まれているのが
とてもイヤだったので新聞はゴミ箱へ捨て、ハットスタンドだけをむき出しのまま
ビニール袋に入れてショッピングを続行し、
それから、何点か気に入ったものを仕入れ、ロンドンのホテルへ戻る為に
パリ・シャルル・ド・ゴール空港へ。
チェックインを済ませ、特に預ける荷物もなかったので、
アンティーク達が入れられているボロボロのビニール袋4~5袋を持ったままSecurity Checkへ。
と、ここまではいつものことだけど、今回はチョットだけイラっとする出来事が起こりました。
フランス人男性の係員がハットスタンドを掴み、
やたら甲高い大きな声で、”これは危険だ!!”と騒ぎ始めた。
(フランス語だったので分らないけれど、たぶんそう言っているんだろうな)
ただのハットスタンドだと説明はしたものの、
危険かどうかを判断するのは私達ではないので、静観することに。
と、そこへ彼の上司が登場。
ハットスタンドを掴み取り、クイッ、クイッと手首のスナップを利かせ上下にスイングし、
軽く重さを確認して、英語で”No problem”と一言。
なんだか、とっても迷惑な気分だったので、当然日本語など分らない係員に、
笑顔のまま”ハットスタンドなのにガタガタ大騒ぎするんじゃないわよ。
あなたっておバカさんじゃないの!!”と。
でも、その後に”メルシー”と一言付けたしましたけれど・・・
こんなエピソード付きのハットスタンドも次回更新しますね♪